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参議院平和安全法制特別委員会(第189回国会)


▲度重なる審議の中断のたびに理事間協議が行われた(写真左)▲大混乱の中で行われた採決(写真右)

 平成27年通常国会において、平和安全法制の行方が注目を集めました。法案は、「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」が設置され、ここで審議が行われました。参議院の当該委員会では114回もの速記中断(※ 議事進行が停止すること)があり、皆さまご承知のように非常に混乱が続きました。清水貴之は途中から会派を代表して理事(⇒「国会用語の基礎知識⑤」にて解説)に就き、他会派選出の理事とともにこの困難な委員会を運営する任に当たりました。


▲たくさんの委員外議員が後方で立ち見傍聴するなか討論に立つ清水


▲日付が変わり午前0時10分の開始を
示す開催案内表示(写真上)
「参議院公報」に記載された理事(写真下)

 衆・参両院において与党が多数を占めていたため政府案がそのまま成立することは避けられない状況でしたが、質疑を通じた政府案の問題点の洗い出しをするとともに野党の責任を果たすべく対案を提示し、現在の国際情勢への対応としてふさわしく、また法的な問題がクリアされた国民が納得する平和安全法制の成立を目指しました。  戦後最大95日の延長を経て成立した法律ですが、与野党問わず多くの方が認めるように審議が不十分である点は否めません。今後運用において問題点が出てくる可能性が十分にありえますので、責任ある野党の一員としてしっかりと監視、そして提言してまいります。